けんかつくん

結果画面サンプル

測定結果

腸内健康年齢

腸内健康年齢と腸内の菌種数の豊かさをグラフ化(ワンちゃん、ネコちゃん、ウサギさんのみ)

アニコムちゃんの腸内健康年齢は
5歳3ヶ月
(実年齢-1歳8ヶ月)
でした。


測定時の腸の年齢は実年齢より若いです。
これからもこの腸内健康年齢を維持していってくださいね。
アニコムでは食餌や散歩などの生活習慣をバリエーション豊かにすることで菌の多様性が増え、若々しさに繋がると考えています。
日々のうんちの状態もよく観察してみてくださいね。

腸内健康年齢とは?
5

菌種数の豊かさ

菌種数の豊かさ
JavaScript chart by amCharts 3.20.13 1 2 3 4 5
  • 加齢関連菌

    加齢関連菌 3
  • ビフィズス菌と乳酸菌

    ビフィズス菌と乳酸菌 4
アニコムちゃん
平均値
5
素晴らしい
4
とても良い
3
平均的
2
少し気になる
1
気になる
菌種数の豊かさ
菌種数の豊かさ

腸内には個性豊かな細菌たちが数多く住んでおり、その種類が豊富なほど、病気への抵抗性が強くなる傾向にあります。 しかし、加齢とともに菌種数は少しずつ減っていく傾向にあります。
また、菌種数はストレス等の影響を受けることもあるため、日々のふれあう時間を充実させ、心も腸内も豊かにしてあげましょう。

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加齢関連菌
加齢関連菌

加齢とともに増加する菌があり、その中には病気に関わる菌も含まれています。
これらの菌が増加していることは、腸内環境が整わず腸内が老化してしまっている可能性があります。
良い腸内環境を維持するために、ビフィズス菌や乳酸菌の摂取と合わせて、その子のライフステージにあった生活を送らせてあげましょう。
(少ないほど良いとされています)

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ビフィズス菌と乳酸菌
ビフィズス菌と乳酸菌

栄養を吸収しやすい腸内環境をつくったり、病原体の増殖を防ぎます。
また、老化・ガンを防ぐともいわれています。
ビフィズス菌や乳酸菌が含まれている食べ物やサプリメントを定期的に与えるとよいでしょう。

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腸内健康年齢とは?

加齢や健康と関係があると考えられる3項目を元に算出した指標です。
腸内健康年齢が若いほど保険金の発生が少ないことから、健康の指標となると考えられます。

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あるとうれしい菌

腸内にあると嬉しい菌の紹介と、それらが腸内に存在するかチェック

アニコムちゃんの腸内に
あると「ちょっと嬉しい」細菌たち
です。

おなかの仲間たちの紹介です。ビフィズス菌、乳酸菌の他にも、からだにいい菌がたくさんあります。

  • ブラウティアコッコイデス
  • いました
  • ブラウティアコッコイデス
レア度: ★
加齢や病気の予防に働く可能性がある細菌。 高齢者やガン患者では少なく、和食を食べる日本人では多いといわれており、有用な菌として注目されています。
  • エクオールをつくる細菌8種(8種のうち1種以上)
  • いました
  • エクオールをつくる細菌8種
    (8種のうち1種以上)
レア度: ★★
エクオールとは、お肌の若返り効果があるといわれる嬉しい物質です。 この細菌群はエストロゲンを抑えるエクオールをたくさん作ることから、 乳ガンや前立腺ガンなどのホルモン性の病気予防効果があるといわれています。
  • プレビウス菌
  • プレビウス菌
レア度: ★★★
海藻に含まれる食物繊維を分解する酵素を持つ菌。 この働きをもつのは日本人の腸内にいる菌株のみといわれています。
  • パラプレボテラキシラニフィラ/クララ
  • いました
  • パラプレボテラ
    キシラニフィラ/クララ
レア度: ★★★★
食物繊維に含まれる成分のひとつであるキシロースを分解する能力があります。
  • フィーカリバクテリウムプラウスニッツイ
  • フィーカリバクテリウム
    プラウスニッツイ
レア度: ★★★★★
健康促進、プロバイオティクスとして注目される細菌。 痩せる、健康になる等良い効果がたくさんある酪酸を産生する細菌です。
  • アカマンシア菌
  • いました
  • アカマンシア菌
レア度: ★★★★★
通称やせ菌。善玉菌の一種で、魚油やポリフェノールを摂取することで増えるといわれています。 ヒトでは、肥満や糖尿病の改善に効果的との研究結果が出ています。

全体バランス

腸内全体の細菌バランスを、同種の同年代のどうぶつさんたちと比較。複数回計測を行っているどうぶつさんの場合、前回以前の結果との比較も可能。

JavaScript chart by amCharts 3.20.13 0% 20% 40% 60% 80% 100%
  • 犬
    アニコムちゃん
  • 同年代の
    ワンちゃん平均
    (115頭)
お腹を整える菌17.48%

栄養の吸収をスムーズにするための環境をつくったり、老化やがんを防ぐ働きがあるとされている細菌群で、病原菌などの増殖を妨げ、有害となる物質がつくられないよう働いています。

ラクトバチルスラクトバチルス
代表的な菌:乳酸菌、乳酸桿菌 など
ビフィドバクテリアビフィドバクテリア
代表的な菌:ビフィズス菌 など
燃焼する菌(やせ菌)13.45%

これらの細菌類が生成した短鎖脂肪酸(※)は、腸から吸収されると体内の脂肪細胞に働きかけて余分な脂肪吸収を防いだり、筋肉に働きかけて脂肪燃焼を促進する作用があるといわれています。

バクテロイデスバクテロイデス
代表的な菌:バクテロイデス菌 など
溜めこむ菌(肥満菌)24.99%

ヒトやマウスの研究で、肥満に多いということが報告されています。腸内で数が多くなると、たくさんの胆汁酸を作り変えて脂質を吸収しやすい形にしてしまいます。そのため、本来であれば排出される脂肪分を余分に吸収してしまいます。

ファーミキューテスファーミキューテス
代表的な菌:エンテロコッカス、ウェルシュ菌、クロストリジウム など
異常に増えるとよくない可能性がある菌12.88%

病気を引き起こすといわれる細菌を含む細菌群です。主にタンパク質をエサとして腐敗をおこし、様々な有害物質を作りだします。腸の中で数が増えすぎてしまうと下痢を引き起こしてしまうものや、腸炎の原因となるものも存在します。

プロテオバクテリアプロテオバクテリア
代表的な菌:病原性大腸菌、サルモネラ菌、ピロリ菌、ビブリオ(コレラ菌) など
その他の菌31.20%

上記以外の菌です。腸内フローラは「よい菌」・「よくない菌」に分類できない菌や、まだ体内での働きがわかっていない菌を含むさまざまな菌で構成されています。

その他の菌代表的な菌:古細菌、シアノバクテリアなど

結果比較
JavaScript chart by amCharts 3.20.16 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 0% 20% 40% 60% 80% 100%
JavaScript chart by amCharts 3.20.16 同年代のワンちゃん平均(115頭) 0 20 40 60 80 100

腎臓チェック

アニコム損保保有のデータからネコちゃんの腎臓の調子を判定(ネコちゃんのみ)

アニコムちゃんの
腎臓チェックの結果は
「平均的」
でした。

腎臓チェックとは?
腎臓チェック結果の頭数分布
(5歳以上のネコちゃん全体)

22%

56%

21%
少し気になる
平均的
とてもよい
とてもよい
平均的
少し気になる

「平均的」と判定されてちょっと不安だわ・・・

尿検査や血液検査で腎機能をチェックできます。
気になる方は定期的に健康診断を受けてみてはいかがでしょうか?

腎不全を予防するための生活習慣
ネコちゃんの腎不全を予防するための生活習慣
  • 塩分を控えた良質なタンパク質を含む食事を与えましょう。
  • ビタミンDを摂取しすぎないこと。(腎臓に負担をかけるリンの吸収を助けてしまうため。)
    ビタミンDはマグロやイワシ、サンマに多く含まれています。
  • 飲水量、おしっこの回数をチェックしましょう。(飲水量の増加や、においのない色の薄い尿が大量に出る場合、腎不全の疑いがあります。)
  • 既に腎不全、または腎機能が低下しているネコちゃんの場合は、身体の状況により適した生活習慣が異なりますので、かかりつけ動物病院の指示に従ってください。
腎臓チェックとは?

腎臓チェックとは、ネコちゃんの腸内フローラの測定結果から腎臓の調子を3段階で判定したものです。

「とてもよい」 腎不全のリスクが
平均の0.3倍
「平均的」 腎不全のリスクが
平均と同程度
「少し気になる」 腎不全のリスクが
平均の1.8倍
※ 5歳以上のネコちゃんの値を参照しています。
ネコちゃんの腎臓チェック結果の判定方法
  • ご契約者からいただいたネコちゃんの腸内フローラの測定結果とアニコム損保が保有する保険金請求データを分析することで、腎不全のネコちゃんに特徴的な腸内フローラを見出しています。
  • 細菌たちがネコちゃんの腸内フローラに占める割合を計算し、統計データからネコちゃんの腎不全になるリスクを予想しています。
  • 腸内フローラと腎不全の因果関係については現在検証中であり、腸内フローラの状態から腎不全を診断するものではありません。

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どうぶつさんコラム

どうぶつさんたちにまつわるコラムを掲載

犬ワンちゃんの腸内フローラ2017/09/27

ボールを思いっきり追いかけたり、散歩に行くそぶりを見せると嬉しくて跳びまわったり、ワンちゃんには魅力がたっぷりですね。

  • ワンちゃん
    食肉目イヌ科
    雑食
ワンちゃんの健康の秘訣「酪酸」とは?

ワンちゃんの健康を保つ秘訣の一つとして腸内細菌が産生する酪酸が注目されています。
酪酸は、大腸を正常に動かすためのエネルギー源であるとともに、アレルギーを抑制する免疫細胞を増やすと言われており、 その産生量は加齢に伴い減少するという研究があります。1)
なぜ減少するのでしょうか?

その秘密は酪酸を生み出している腸内の酪酸産生菌(※)にあります。
その研究によると、0歳から10歳のワンちゃん、全9頭から便を採取して腸内細菌を調べたところ、 0歳では4種類の酪酸産生菌が存在していました。 しかし、年齢を重ねるごとに種類は減り、6歳以上の個体では1種類の酪酸産生菌しか存在していませんでした。
加齢とともに酪酸産生菌の種類が減少することにより、酪酸の産生量が減るのだと考えられます。
つまり、酪酸産生菌の数を増やすことが健康を維持することに繋がるかもしれません。

では、どうすれば酪酸産生菌の数を増やすことができるのでしょう?
ラットに食物繊維を食べさせると、腸内細菌にエネルギーが供給され細菌の代謝を活発にさせるという報告があります。2)
つまり、食物繊維を食べることで、酪酸産生菌を増やせる可能性があります。

食物繊維が含まれる食材をフードに加えることで、ワンちゃんの腸内環境を整え、 さらにはアレルギーを抑制する免疫細胞を増やし、ワンちゃんの健康に繋がるかもしれません。
腸内細菌がワンちゃんにどのような働きをもたらしているのか、今後も注目していきます。

参考文献
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